ホットアルコールのすすめ
暖房器具が全く充実していない我が家での防寒は、もっぱら「重ね着」 なわけですが、最近年のせいか寒さに耐えられず気づくとお布団と同衾、みたいな。
これはもう、内から温めるしかないのではないかと。
冬の終わりの空気も感じつつ、それでもやっぱり寒いもんは寒い。
子供の頃に憧れたのはホットチョコレートという代物でした。
児童文学なんかで、子供たちはおじいちゃんに甘いホットチョコレートを入れてもらって暖炉の前に集って飲むわけです。ぱちぱちと火が爆ぜるのを見ながら春の話をしたりするの。(ブランデー入りのホットミルクでもよかった。)
揺らめく炎を見ながら眠たくなっておじちゃんの膝で眠りについたりするの。
この際おじちゃんのビジュアルはビアードパパのキャラクターでお願いしたい所存です。星新一作品みたいなビジュアルイメージでよろしく。
そういうシーンに憧れつつも、いやまあうちには暖炉もストーブないし、ていうかおじいちゃんいないし!独身女性の二人暮らしだよ!
あまったるい暖かいアルコールでへろへろしつつキャンドルの灯りをぼんやりみつめたりしながら、Kindleで小説を読む、みたいなことしたいなぁ。と募る思い。
キンドルとか言ってるけど原型は変わりません。そして2017年のぼくらには、COOKPADもカクテル売ってるスーパーも、電子レンジもあるわけです。
鍋もコンロもあるよ。
というわけでホットカルアミルクをいれつつノルウェイの森を読んでる。
渋谷直角さんの漫画あたりでものすごく揶揄されそうだけどやってみたかってん…。(読者です)(面識どこにもありません)眠い、眠いけどなんか満足感ある。
甘いホットカクテルの眠気誘発具合の優秀さが素晴らしいので、今後もやっていこう。
ワインにフルーツ入れて暖かくして飲むのもいーな。